ずっと面白かった『ズートピア』

ズートピアをみてきた。
あのスピード感、笑いのちりばめ方、
さすがだなぁ。

映画館でけらけら笑いが起きたり、
ドキッとするシーンは悲鳴があがったり、
最初から最後まで どんどん
話が進んでいき、とても引き込まれた。

努力して主席で警察学校を卒業したにも
関わらず『弱い草食小動物の女』として
扱われるうさぎのジュディ。
幼いときに、ずる賢いキツネとして差別され、
それならそう生きてやると、詐欺師になった
ニック。
力の強いライオンの市長にバカにされる
副市長のヒツジ。
ズートピアに起きた事件を解決する
スリル満点、笑いどころ盛りだくさんの
楽しい映画の中に、いろいろな立場の差別や、
無意識の偏見が表現されており、現実世界を
うまく表しているなぁと感じた。

ラストシーンは黒幕を追い詰める方法も
こう来たか!と爽快で、 肉食動物も
草食動物もみんなが楽しむハッピーエンドで、
気持ちよく見終わることができた。

これは、もう一度見に行こう。
細かなパロディネタもたくさん
あるようなので、それを探すのも面白そうだ。