二人暮らし記

お久しぶりのブログ更新です。

昨年の10月に彼女と一緒に住み始めてあっというまに3ヶ月がたちました。三連休中日、今日はひとりでひまなので、引っ越しのことをなんとなく残しておこうかなと思い立ってのブログです。

さて、二年前に人生で初めての彼女ができ、途中途中では気まずくなったり、たまにはすれ違いから泣いたりすることもありましたが、基本的には楽しく仲良く過ごして来たので、昨年の秋に一緒に住むことに決めました。

高校卒業後からひとり暮らしを謳歌していたわたしには大変大きな決断でした。お互い今までの暮らしと変わることでストレスがたまってぎすぎすして最悪別れることにならないか、自分の時間がちゃんととれるのか、という不安。そして、一番大きい壁は一緒に住むなら親にも言わないわけにはいかない‥ということ。

ただ、ひとり暮らしをしていた頃はわたしの家に相手が来てくれることが多く、時間的にも体力的にも負担をかけてしまっていました。ずっとこのままでいることでいいことは特にないし、二人暮らしの不安は暮らしてみないとわかりません。わたしの賃貸更新タイミングだったこともあり、思い切って二人暮らしを始めることにしました。

家は仲介業者が彼女の知り合いというラッキーに助けられ、巷でよく聞く同性同士なので断られるということもなくとんとん拍子で契約まで進みました。
自分のスペースは欲しいという意見が完全一致し、間取りは2LDK

一番の難関だと感じていた親へのカミングアウトは引っ越し一週間前に手紙を送るという方法をとりました。
なかなか踏ん切りがつかなかったのですが、自分の中のけじめとして引っ越す前には伝えようという思いから書きましたが、ポストの前で緊張からなかなか投函できず、えいやっと投函したらしたで、手紙を読んだ母からくるであろうLINEにドキドキしすぎてだれかからのLINEが届くだけで開くのに時間をかける日々‥。
数日後、実際に母から届いたLINEには、驚いた‥、これから男性を好きになることもあるかもよ‥、と書かれていました。うー、うまく伝わってないなぁと返事を読んだときにはもやっとしましたが、感情的に拒否されることはなかったので、何度かLINEをやりとりし、今は付き合っている彼女のことか大切であり一緒に暮らすことが幸せなことだと自分の思いを説明するうちに、わかったよ、幸せなのが一番と言ってくれました。

引っ越してからしばらくたって思うことは、ほんとに楽だということ。あえてどちらかの家に会いに行かなくても帰ったら会えるし、起きたらそこにいるのですぐしゃべれる。そして家事を分担できるすばらしさ‥。朝の忙しいときもまとめてどちらかが調理し、終わったらもう片方が片付ける。
わたしの苦手な植物の世話は彼女が得意だったので植物たちはいきいきしてます‥。

お互い家事が普通レベルにはできて、休みのタイミングがうまいことずれているなどストレスがたまりにくい生活リズムだったこともありますが、こんなにも人と住むのにストレスフリーだとは正直思いませんでした。

あのときに思いきって住むことにして本当によかったと思います。これから年齢を重ねるなかで、親のことや、自分たちの健康状態などいろんな変化があると思いますが、どうにかうまく乗り越えていきたいと思える相手と出会えて幸運だなぁと感じます。

あとはまだ話せていない近い友人(会社の仲良い同僚含む)に伝えられたら‥。そしていつかの夢はわんこと暮らすこと。

同性愛はニュースやTwitterで心無い声がよく目に入るので、やっぱり言いにくいことだなぁと思ってしまいますが、そこに引っ張られすぎず、自分の周りのひとを信じ、いい方に目を向けて楽しく気楽に暮らして行きたいなと思います。